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映画鑑賞記・新幹線大爆破

新幹線大爆破
09年1月5日観賞。

子供の頃にみたいと思いつつかなわなかった
作品が2本ある。
一本は「タワーリング.インフェルノ」で
これは一昨年達成した。そしてもう一本が本作なのである。

 これは衝撃だった。
2時間半余りの映画だが、一分一秒瞬き
も出来ない作品だった。

 なんてすごいんだろう。
「スピード」の原点と呼ばれている本作品だが、
はっきりいって「スピード」
何百倍も面白くて、すごい。
こんな映画を75年に作っていたとは...
日本映画って本当にすごいんだと言う
ことが改めて認識できる。

 さらに、さらに、出演陣の豪華さ。
主演の高倉健さん(役年齢40歳!今の私
より年下...こんな渋い40いるか、今)
はじめ、宇津井健さん、千葉真一さん
(救援車両の運転手が弟の千葉治郎さんと
いうのもちょっとしたサービスになっていた)、
丹波哲郎さん(やっぱり警察の役!
Gメンともろかぶり)田中邦衛さんなど
といったところが特別出演とはいえ、
わずかな時間でいっぱい出てくるのも
この映画の魅力。本当に当時の日本映画界
のオールスター戦なのである。

 くわえて、今はなき0系新幹線の勇姿
がたっぷりおがめるほか、この時代には
SLと新幹線が並行して使われていた
事もわかったし、なにより町並みや
車がものすごく懐かしい。

まああの時代に生きていた人間としては
たまらないだろう。

 さらによくもここまでと言うくらいに
事件が起きまくる。はらはらどきどきがとまらない。
とまったら新幹線同様こっちが死んで
しまうような気さえしてきた。

 またラスト近くで山口県が舞台になっている
のもはじめて知った。実際にロケしたのか
どうかはわからないけど、地元民としてはうれしかった。
 
 こうしたリアルな映像と豪華な出演者の
すごい演技を支えていたのが、成田亨さん
はじめとする特撮技術陣だろう。
実はスタッフもオールスターだったのだ。

 あーでも正月早々すごい映画が
立て続けにみられた。こんな幸せはない。
映画ファン冥利に尽きた一晩だった。

 余談だが、関根勤さんがおやりになる
新幹線大爆破」の宇津井さんと千葉さん
とのやりとりの物まねは絶妙なので
映画を知らない人でも一見の価値あり。

大笑いできます^^