線維筋痛症とともに生きている、-復活サポートカウンセラーが約4年間-心理カウンセリングを受けてみた-第八回・紆余曲折編(8)
コンビニの仕事も通院をメインに考えていました。ですから体調さえ復活すれば別な職につくつもりでした。
しかし現場では最年長ということと、社会人経験が豊富なことを買われ、時給はそのままで責任だけ増え、いつの間にかシフトの時間も増えていました。
この事実上責任者状態が結局辞めさせられるまで続いたわけです。でも前職とは違い自分が必要とされている感はありました。本当はいいように使われていただけかもしれません。事実、薄給で働く便利屋みたいな位置でしたから、今でも安く働く労働力が正義みたいな表現を見かけるとつい噛み付いてしまいますね。
こうしてズルズルとコンビニで11年半も働く羽目になりました。求職活動はしていましたが、日々の生活がカツカツすぎて余裕もなくしてましたので、うまくはいかなかったですね。
途中、正社員に登用はされましたが、責任は更に重く、勤務時間は逆に長くなりました。しかも夜勤〜朝勤〜夜勤とかいうかなりキツイシフトもこなさねばならず、身体は悲鳴をあげてました。
そんな中突然店は畳まれることになりました。オーナーの気分次第でコロコロ方針が変わり、正直辟易はしてましたが、自分の中では健康より収入源を失う恐怖の方がはるかに強かったですね。というわけで身体も顧みず一年頑張って求職活動をしていましたが、ついに限界がきてしまいました。
突然身体が動かなくなってしまったのです。