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線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第76回 ブラック企業と働き方について(8)

もと営業マンとして現在、営業職をやめた人とお話をすることもあります。カウンセラーとしてカウンセリングの中で話したことに関しては守秘義務がありますので、そういうケースはお話できませんが、それ以外のカウンセラーでないときに聞いたお話をちょっとしてみようと思います。

 
自爆営業、借金取りのようなノルマの取り立て?上司からの毎日のような叱責・・・・自己肯定感が嫌でも低くなっていく職場に身を置いていると、心理学でいうところの「ネガティヴはことにも肯定的な意味がある」などという言葉はとてもではないですが、受け入れられないことだと思います。
 
事実としては、そういう厳しい現場で、身を粉にして働いてきたことはそれだけで賞賛に値することですし、そこで磨かれたキャリアはその人の財産としてかけがえのないスキルになっていることは間違いありません。
 
しかし、だいたい会社を放逐された、自己肯定感の低い方は「自分は役立たずだからやめさせられた」と思い込んでいます。私もそうでしたしね。辞めさせられても自己肯定感が高い方は、そういう思い込みをまずしていませんし、転職も前向きに考えています。
 
ですが、「自分には能力がない」「自分はこれでしか生きていけない」と思い込んでいる人にいくらポジティヴな話をしても全く響かないんですね。しかもそういう方は結局また別の同業種に転職し、やっぱり同じようなことで苦しんでいくのです。
 
正直、みてはいられないので、こういう相談にはあまり関わらないようにしてますが、こればかりは他人が手を出してどうにかなる問題ではないし、その人の人生に対して、私が責任を負うこともできないのでとりあえずは見守っているだけにしています。
 
今だから思えることですが、確かにあの悪夢のような8年半は自分の財産にもなっていることは事実です。私にとって社会人としてのイロハ以上のことを学んだ年月でしたので。だからといって感謝なんかは絶対しませんけどね。
 
今もって「犠牲者」を量産していることは違いないのですから。