線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第96回ミラーニューロンと理想の自分(6)
人間、健康を失うと自信がなくなります。自信がなければ、緊張し、萎縮して、能力を発揮できなくなります。
こうなると、ますます幸せから離れていく可能性が高くなりますね。
自信を持つためには、一般には自信を持ちたい分野で成功体験を積み重ねることだといわれています。
しかし、成功体験を積み重ねるというのは大変な事であり、また、そもそも自信がもてていなければ、成功できにくい自分になっていますので、うまくいかないことが多くなります。
潜在意識 に「自信がない」とプログラムされれば、そのとおり自信がないよう自然と自分を振舞わせます。その結果、悪い結果をもたらしてしまうのです。
線維筋痛症患者にとっては痛みのある生活からの脱却が、成功体験になりうると思いますが、万人に共通した効果的な治療法がないため、成功体験にも個人差があります。
そこで、脳細胞の「ミラーニューロン」の機能を活用して、潜在意識に、自信があるとプログラムして、自信がもてる自分に近づいていけると良いかもしれません。
ミラーニューロンは、他人の感情、行動、身体的感覚などを、自分の感覚のように感じて模倣するための特別な脳細胞です。
また、感情にもまた非常に伝染性があります。脳は日々、周りの人の感情を常に情報処理しています。その結果感情も伝染することがわかっています。
感情に伝染力があるということは、表に現れたネガティブな感情もポジティヴな感情も、瞬時に周りの人に影響を与えるということですね。
ポジティブな感情は、人の行動や態度、声の調子、顔の表情などを、周囲の人が無意識にまねることによって伝染していきます。
ですから、意図的に、ポジティヴな感情に結びついた声や表情をまねると、同じ感情を覚えるのではないでしょうか。
成功体験はなかなか得難いですが、モノマネならばとっかかりとしてはやりやすいのではないかと思います。
まずはポジティヴな人が周りにいるかどうか探すところからスタートしてみませんか?
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