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13.9.8 DDT GO!GO!West Tour 2013 in HAKATA観戦記 (於:福岡・さざんぴあ博多多目的ホール)

13.9.8 DDT GO!GO!West Tour 2013 in HAKATA観戦記
(於:福岡・さざんぴあ博多多目的ホール

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 正直いってもう両国を毎年埋めてる団体であれば、博多だとスターレーンあたりをフルスペースで使いきってもいい感じがするんだが、この華☆激の常打ち会場にこだわってDDTが毎年来るのはたぶん大社長が、地方インディーのやってる狭い会場で試合がしたいからなんだろうかなあ?と勝手に思ってしまう。

それにプラスコストの問題。九州プロレスですら満員にできないさいとぴあ(さざんぴあではない^^)ですらフルハウスにしてしまうDDTは、それでも広い会場だと徹底して折半にこだわる。DDTと会場費折半で地方興業がうてるとあれば、折半する団体側にもメリットがあるし、加えてDDTの選手に自団体の興業に出てもらえることもある。うまみは協賛する側にも大きい。

で、DDT単独で来るときは絶対せまくても安い会場で、ということでさざんぴあ大会があるんだろう。でもこの会場いい加減本当手狭だし、毎回ソールドアウト(しかも会場規定で立ち見は禁止になっているので当日券がほとんど出せない)してるんでそろそろここは卒業でもいいいんではないかなと思うんだけど・・・会場としてはいい会場なんだけど、今のDDTには狭すぎる・・・・とにかく出入りが大変なのだ。入り口は狭いし・・・外のロビーもほとんど廊下みたいなもんだしねえ。混雑してもう大変。おまけに一般客も利用してるんで、混雑ぶりにより拍車がかかる始末。

 今回は売店をロビーに出していた分、西側リングサイドは多少ゆとりがあったけど、さざんぴあみたいにロビーでの売店活動は禁止みたいな公共施設(まあさいとぴあもそうなんだけど)だとそれもかなわないわけだし。やっぱ手頃な会場って福岡は本当少ないなあ・・・・西鉄ホールだとたぶん場所代考えたらメリットないんだろうしなあ^^

 今回は飯伏が緊急入院という報があり、カード変更があった。まあG1と両国2DAYS乗り切った後だしなあ。仕方ないか・・・・
そうそう今回のさいとぴあでは博多初のイベントがあった。それはDDT48総選挙!意外にも今まで総選挙の時期にDDTが博多に来ることがなかったんで、今回初投票することができた。まあ結果は東京で、ということになるんだけど、総選挙の結果は次回博多大会にも反映されるんで(12・15天下三分の計)この一票が次回大会も左右すると思うとけっこう迷った。

 そんな選挙中なんで試合前には大石がフリーハグをするサービスをしていた。しかし「抱くよ~!抱くよ~!」という売り言葉はどうなんだろう?最初は結構ハグしてもらう人も多かったんだけど、だんだん時間がたつにつれて男性も混じり、それでも手が余るようになるととうとう「じゃ、今ハグされてない人から手を挙げて~、抱くよ~」とまで言い出した。まこりん、フリーハグ強制するとセクハラだから・・・・ちなみにまこりんは撤収してる合間もハグしていた・・・・もうなんでもありだな^^

オープニングマッチ 中澤マイケル試練でしかない3番勝負その2 ・30分一本勝負
●中澤マイケル vs 高木三四郎
7分31秒 回転東京五輪

「中澤マイケル試練でしかない三番勝負その2」。試合前に両者の強い希望で「第1試合なので新人のようなフレッシュな試合をする」ことがアナウンスされたが、その1はタイトルマッチみたいな重厚な試合だったらしい。う~ん、それも見たかったなあ。マイケル、高木が新人のように「お願いします!」と一礼して試合はスタートし、手足の取り合い、バックの取り合い、そして応酬する技も基本技に限定。なるほど確かにフレッシュだ^^
でも基本の応酬なのにこの二人がやってるとなぜか笑える^^しかし会場をシーンとさせる息をのむような攻防というのはなかなかみられたものではない。それをわざとやってるというのがこの試合のレベルの高いところなんで。しかしまさかこういう攻防で笑えるとはなあ予想外すぎた。それにわざととはいえ、結構マイケルが本気だしてレスリングしてる絵ってそうそうお目にはかかれないわけだし^^

 しかしあれだけ「飽きた」「もういい」と言われ続けユニットや立ち位置を変えてもこれだけはやめなかった「熱くなってきたぜ~!」を試合中盤まで我慢してたのもある意味見どころではあった。でもニーパットを下ろそうとするも高木や観客から「フレッシュに!」と注意されていったんはやめた。会場は大フレッシュコールにつつまれるが、それでも我慢できなくなってしまったマイケルはアンダータイツを装着しフレッシュ?ベノムアームを繰り出すも、かわされてしまい高木の回転東京五輪にギブアップ負け。マイケルの三番勝負の負け越しが決定したが高木は「まだ三番勝負、2本しか消化されてない。あと一本はここでやろう。60分アイアンマンエニウェアフォールマッチでやってやる!」と告げる。ゴングが鳴らされると2人がステージ上でラリアットを相打ちしたところで場内暗転。「こうして高木とマイケルの闘いは続く。2人の闘いは始まったばかりなのである」のナレーションが響き渡り、うやむやのうちに試合が終了。

 でこの試合終了後、リングにアクシデントが発生。どうもエプロンサイドの布がはずれたらしいのだけど、そこはGMの出番。博多出身のGMは場つなぎでひとしきり博多の思い出話に花をさかせていたが、興がのってきたところで作業終了^^おまけに松井レフェリーに「いつまでしゃべってるんだ!」と注意させる始末^^GM踏んだり蹴ったりだった。

第二試合 30分一本勝負
●マサ高梨&アズール・ドラゴン vs 入江茂弘&高尾蒼馬◯
8分54秒 エビ固め
ジントニック
 
 この試合では高梨の巧者ぶりで試合が引き立った。もともと硬軟自在なアズールはヒールのままお笑いができたりする貴重なキャラなんだけど、あえて本来のヒールよりにもどしてアズールの魅力の引き出し役に徹していた。本人が崇拝してるAWAのチャンプたちより何かどの立ち位置にいても仕事がこなせるトニーセントクレアタイプの選手になりつつある(トニーが汁レスラーといってるわけではない^^)ように見えた。これはこれで興味深い。本当の職人レスラーというのはそういうものだし、DDTはなにげにこのタイプの選手を多く抱えている。ここが強みの一つでもある。

 よって高尾や入江の真正面からのガツンガツンした攻撃をアズールは受け続けるはめになったわけだが、これはこれでレスラー冥利につきただろう。若い力を真正面から受けていくのは大変だったとは思うけど、こういう試合ができるのって気持ちいいだろうなあと思ってみていた。なんか口の中切って大変だったみただけど^^

 試合も高梨が一人でかき回して一人で沈んだ格好になったけど、やっぱこの人頭が切れるなあ。チャンスがあったらもう一回無差別級を狙ってほしいんだけど^^ 

第三試合 30分一本勝負
●松永智充 vs 相島勇人
7分37秒 片エビ固め
※垂直落下式ブレーンバスター

 昨年「ランナー」対決を制してテーマ曲を「ランナー」にした松永だったが諸般の事情で試合数が減ってしまい、一年過ぎてようやく博多にお披露目になった。しかし決起軍が使うとあんなにしょぼかったランナーも松永が使うとかっこいい入場になる。なんか浮かばれたなあ・・・爆風スランプ^^

 で、ここに出てくる松永もトニー・・・とはタイプが違うど職人肌のレスラーである。
だいたい他団体だと切符売ってる地元選手ってリングにはあげてもらえるけど、それだけだったりする。しかしDDTはちゃんと光る舞台も用意する。だからチケット要員の彼らも重要な登場人物になる。そしてその相手もちゃんとした選手をあててくる。松永という相手は相島に対するDDTのリスペクト感が伝わるにはもってこいの相手。

 そういえばマイケルの試合のせいかここまで「フレッシュな」試合展開が続いていてこの試合も序盤はそうだったんだが、松永が相島のヘアー(ないんだけど)をつかんで脱出
しようとする件で、相島が逆に松永の髪つかんで脱出した展開になり「不公平だろ」とレフェリーに文句いう松永に会場大声援。こうしたコミカルなやりとりを交えつつ、相島の鋼鉄ぶりを引き出していくのはさすが職人レスラー^^

 九プロではしゃべるヒールの相島ももともとは寡黙に試合をこなす無骨なレスラーでもあり、地方にいながら全国に通用する技量と体をキープし続けている。もう40半ばなんだけどファイトスタイルに一辺の衰えもない。だから松永が気を使って負けたとかそういうのも一切感じさせない。実に味わい深いシングルマッチだった。

第四試合 スペシャルどんたく3WAYマッチ 30分一本勝負
ケニー・オメガ vs ◯竹下幸之介 vs ばってん多摩川●
7分51秒 ダブルフォール
※ケニーと竹下のアイダホ!ミネソタミシシッピ!エルボー

ケニー・オメガvs竹下幸之介というのは両国2DAYS初日に会場を沸かせていたカードで将来的にはDDTの次期黄金カードになるであろう組み合わせ。なんだけど、ここにばってんを入れるとどうなるか?という壮大な実験?がこのカード。

 でも以前もこの手のカードがあってだいたいばってんがスルーされる展開にはなるんだけど、今回もその路線で試合がスタート。ばってんが何とかからもうと必死になるが、なかなか入れない・・・

 ところが今回のばってんは芸人モードをかなぐり捨てて、レスラーとしてのポテンシャルを発揮しはじめた。今までは耐えて受けるところだったのをなんと、ロープ渡りを連続で披露。年齢こそこの中では一番上なんだけど、動きが第一線の二人についていけてるのはさすがとしかいいようがない。レスラーとしては最高のキャラなんだよなあ^^

最終的にはケニーと竹下のアイダホ!ミネソタミシシッピ!エルボーがばってんに決まってダブルフォール。負けたばってんは置き去りになり、勝者となったケニーと竹下がどちらの曲を流すかで揉め出し、結局じゃんけんで勝利したケニーの曲が流される結果に。そういえば今回、ケニーのテーマがアレンジ違い(Dr.willyのバンドバージョン)になっていた^^

休憩明けはセミファイナルのDDT EXTREME級選手権試合、王者・男色ディーノvs挑戦者・アントーニオ本多の公開調印式がおこなわれた。まず今回ルールがチャンピオンからの希望により「15分アイアンマンポイントマッチ」と明かされた。これは両者がポインターのばってん多摩川から3カウントフォール、ギブアップを奪ってポイントを稼ぎ、より多くのポイントを獲得した選手が勝利となるもの。ばってんからポイントを奪えば1ポイント加算されるが、逆にばってんからフォール、ギブアップを奪われると2ロストポイントになるという。おいおい、これってばってんいじめ?なぜかアントンと男色先生は「これは博多への挑戦よ!」と息巻いていたんだが、両者が調印書にサインを済ませると、そこになぜかケニーが現れ「チャンピオンがルール決められるんじゃないですか? シングルじゃなくて3WAYマッチでやりましょう!そっちの方が面白いでしょ?私とディーノの闘いはまだ終わってない!」とアピールする。しかし、ディーノは「そこまで言うなら…断わる!」と拒否。鶴見亜門GMも「調印式にサインをしたので今さら変えられない」とケニーの要望を却下した・・・・なぜかそこだけ厳格な三人・・・これはなんかあるんだろうか?

第五試合 30分一本勝負
石井慧介 vs 大石真翔
9分50秒 タイガースープレックスホールド

第5試合は石井慧介vs大石真翔シングルマッチ。最近男色先生とのセットで売られてるまこりんが久々に実力者の片りんを見せつける試合になるかなと思って期待していた。やっぱ選挙中ということもあってハグだけではなく、試合でも見せないと票は集まらない。若さをうまさでいなし、セコンドのチームドリフもいじり、まこりんワールド全開!石井の厳しい攻撃にも十分対応できて、技の切れもいい。今回シングルがやたら多かったけど飯伏欠場の穴はここまで一切感じない。やっぱドラマチックドリームチームだけあって、一人の穴は全員が埋めていくのは素晴らしいと思う。

丸め込みなどでまこりんがかわすレスリングを展開する中、苦戦していた石井はラリアットで流れを寸断してタイガー・スープレックス・ホールドで勝利。いや、やっぱ石井の成長もあれだけど、まこりんのおぜん立てはやっぱ絶妙としかいいようがない。

試合後、石井は「チームドリフを結成して1年、入江君はチャンピオンになって僕も成長したと思います」と語りだすと「昔、練習生として所属していた団体があります。ま、逃げたんですけど。今、その団体で力を試してみたい! その団体の名は全日本プロレス!」とアナウンスすると入江が「ぼくも全日本プロレス大好きなんですよ!」といってなぜか口三味線で「NTVスポーツテーマ」を歌いだした。まあ石井にしてみれば、「茶化された」感があったのかむっとして入江に詰め寄っていくと入江もあわてて「いや、本当に全日本好きなんですよ!」といいわけしはじめた。

「ちょっと、聞いてないよ!」と慌てる亜門GMに石井は「会場に直接言って参戦を直訴しようと思います」と説明した。するとGMはあっさり承諾。「とりあえず直訴することが決まりました」と馬鹿正直に挨拶する石井。どうせ参戦するんならすでに先に参戦してるひかるん経由で頼んだ方が早いような気もするがなあ。そのうえ、石井がいたころの全日と今の全日は違うし。

でも新生全日に目をつけたのはいい嗅覚をしてると思う。今このタイミングでだもんねえ。東京五輪決定ですかさず自分の技に五輪の名前をいれた大社長といい、DDTのDNAはさすがだなと思わずにはいられなかった。

第六試合:セミファイナル DDT EXTREME級選手権試合 15分アイアンマンポイントマッチ〈23代王者〉◯男色ディーノ vs アントーニオ本多●〈挑戦者〉
15分0秒 1ー0
※第23代王者が初防衛に成功。(15分間でより多くのポイントを獲得した選手の勝利。ポイントはポインターのばってん多摩川を3カウントフォール、ギブアップさせると1ポイント。逆にフォール、ギブアップをとられると➖2ポイント)
①◯男色(3分27秒 男色ナイトメア)ばってん多摩川●
※1-0
②◯本多(5分59秒 片エビ固め)ばってん多摩川●
※1-1
③◯本多(8分39秒 ラ・マヒストラル)ばってん多摩川●
※1-2
④●本多(14分29秒 体固め)ばってん多摩川◯
※1-0

男色ディーノがアントーニオ本多を相手に初防衛戦に臨むこの試合、いつもだと大暴れしてでてくる男色先生が今回はおとなしめにでてきた。なんかあるのかな?ケニーとの絡みも気になるし・・・そしておまけのように出されたばってんにも声援が^^さすがに一日二試合3WAYというのはきついよねえ。しかもこっちはハンディキャップマッチみたいなもんだし^^

アントンとディーノは闘いながらも、ばってん多摩川からポイントを奪おうとする展開が続く。ディーノがばってんに男色ナイトメア。アントンがナックルパンチでカットに入るとディーノの尻がばってんの顔面に直撃。たまらずばってんがギブアップしてディーノが1ポイント先取。アントンもバイオニックエルボーを決めて3カウントを奪って1ポイント獲得してイーブンに戻すと、さらにラ・マヒストラルでディーノを丸め込んで2ポイント。ディーノとアントンの攻防はなぜか途中から意地の張り合いになり張り手合戦で大いに盛り上がるがダウンしたばってんは蚊帳の外。この激闘に木曽大介レフェリーが巻き込まれてダウン。するとこっそり試合途中から隠れていたケニーがここぞとばかりに乱入。ケニーはディーノにドラゴン・スープレックスから男色ドライバーを決める。邪魔されたくないとアントンがケニーに襲い掛かるも、ケニーがアントンをEXTREME級ベルトで殴打。さらにベルトを手にばってんにばってんボンバーも決める。グロッキーのばってんがアントンの上に乗っかってしまい3カウントが数えられ、アントンは2ポイント失ってしまい0ポイントに。ここで15分フルタイムとなって、ディーノが1ポイント差で勝利しめでたくタイトル防衛!試合後にアントンは大激怒。「このままじゃ誰も納得がいかない(除くばってん)」と3WAYマッチでの決着を主張。亜門GMが9・23横浜でのディーノvsケニーvsアントンのDDT EXTREME級選手権試合を発表してけりがついたがぐったりしたばってんは蚊帳の外。東京で活動してるのに試合絡ませてもらえないんだ^^ばってん^^

第七試合:メインイベント 30分一本勝負
HARASHIMA&◯ヤス・ウラノ&KUDO vs MIKAMI●&佐藤光留&坂口征夫
17分19秒 エビ固め
※ツームストーン・パイルドライバー

 HARASHIMAのK-OD戴冠で俄然勢いにのるウラシマクドウ。次期タイトルマッチは同僚ヤスとの試合が決まっている。そのヤスは序盤から大活躍。中盤まで試合を引っ張ってKUDOとHARASHIMAを温存していく。この2人を休ませてるという計算ができるあたりがタッグ屋としてもシングル屋としても長年渡り歩いた実績というものだろう。格闘畑のひかるんや坂口の厳しい攻めもさらっと受け流す余裕すら感じるあたり、曲者感が半端ない。
 
 しばらくローンバトルだったヤスが下がり、HARASHIMAとひかるんのミドルキックのラリー。この辺はどういう対応もできる現王者にやや分があるのかな?いったんは制したひかるんが追撃してくれば、HARASHIMAがカウンターでシャットダウンして流れを寸断させていくのが巧妙なウラシマクドウらしいコンビネーション。MIKAMIがヤスにスワントーンボムを放つもかわされてしまう。ヤスとの丸め込み合戦からエビ固めで押さえ込むMIKAMIをHARASHIMAが蒼魔刀でカット。この間うるさいひかるんと坂口は場外でつかまってしまう。今回は格闘タッグが持ち味を生かされたようで上手に殺されていた感があった。なにげ終盤MIKAMIがローンバトルになったのも誤算だったかもしれない。ヤスのツームストーン・パイルドライバーは強烈の一語につきた。曲者MIKAMIからフォールを奪ったその切れはやはりHARASHIMAに見せつけるためだったのかもしれない。試合後、ヤスは「HARASHIMA君という素晴らしいチャンピオンがチームにいてくれて誇らしいよ。今度、9月29日の後楽園でタイトルマッチをおこなうけど、終わったらHARASHIMA君も同じ気持ちにさせてあげるよ」とやんわり挑発。HARASHIMAは「言おうとしていることはなんとなくわかるけど」とこっちもやんわりと静かに闘志を燃やす。ふつうタイトルマッチの前哨戦というのは闘うものなんだけど同じチームにいて火花を散らしあうというのはDDTらしくていい感じ。試合中にのぞいてきた本音の部分でモチベーションの高かったウラシマクドウが勝つべくして勝ったともいえたけど、坂口・ひかるんの今後の道しるべが試合の中で見えていたらなおよかった。タイトル失った後だからこそ、次の目標がお客にも伝わる試合をしてほしかったし、この2人にならもっとできたと思う。結果は最初から最後までウラシマクドウの中で試合が完結していたんでそこはちょっと残念だったかな?

でも両国終わりで選挙中では次の一手は出しにくい中、しかも飯伏欠場というハンデを全員で乗り越えたというのはやっぱたいしたもんだと思う。正直博多来すぎという感はなきにしもあらずだけど、常連+一見さんも急激に増えてきてるんで来年はもっと違う形でこっち方面にきてほしいなあ。あとDDTだけじゃなくユニオンの選手にも活躍の場をつくってあげてほしい。ユニオン単体での地方が難しいというのであればその辺のご一考いただきたいなと思う。

でも満足度は今回も非常に高かった。
やっぱこれだけのことができるというのは日本ではDDTだけだろう。メジャーは新日一強独走という状態だからこそ、新しい対抗馬としての重責をDDTには期待したい。でもインディーにはこだわるんだろうけどね^^

 面白かったです!ありがとうございました^^