線維筋痛症とともに生きている、-復活サポートカウンセラーが約4年間-心理カウンセリングを受けてみた-第十三回・カウンセリングに出会うまで(4)
自律神経失調症という診断がおりて、しょっちゅう身体の不調を訴える私を、両親は頑なに外に出そうとしていました。当時かかっていた鍼灸の先生の強い勧めもあり、当時遊んでいたソフビやカードを段ボール箱に詰めさせられて封印するはめにもなりました。
自己肯定感が低く、自己否定感がやたら強い。子ども時代からいまに至るまで、そんな感じでしたから、当然病気になる自分はダメだと思い込んでいました。
バランスよく自分らしく過ごせるならライフスタイルは各自の自由でしょう。気にやむ必要もありません。
ですから、外に出たからといって健康になれるとは限らないですし、家にいるから不健康というわけでもありません。
あの時そう思えていたならどんなに楽になれたか、とは思いながらも、いまだからそのありがたみがわかるということもいえると思います。
「ねばならない」は苦しいだけですが、これが「したい」に変われば、かなり楽になれるわけです。
まあ、封印してじゃあ外で遊ぶ活発な子になったかというと全然そういうことはなく、むしろ「こじらせる」結果になりました。両親に見つからずにコソコソカード集めもしていましたし、その背徳感がまたたまらないものがありました。別に法は犯してはいませんが、結果的に見つかって捨てることになった時は大袈裟でもなんでもなく、有罪が確定した気分でした。
自己否定が強く、自己肯定感が低いとカウンセリング受けていてもなかなか進展はみえません。しかし辛抱強く自分と向き合う必要があります。その苦労がしたくないなら、早いうちに問題の芽をつむことをお勧めします。私の体験からですけど。
あなたの本当に「したい
」ことはなんですか?それを
少し意識してみませんか?