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線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第78回 ブラック企業と働き方について(9)

私の「(自分には)関わらないで」というメッセージはどこから来たのでしょうか。源流までたどれば多分幼少期の、記憶にもない体験があるはずですが、このメッセージが強化された記憶ならハッキリしています。

 
もともとあまり積極的に人と絡もうとはしなかった私は、休み時間に皆が外で遊んでいても、ひとり教室で絵を描いたり、本を読んだりして過ごしていました。
 
1人の時間はそれなりに楽しく、苦ではないのてすが、どこかに物足りなさを感じていたのです。本当は誰かと共感したいし、誰かと楽しみを分かち合いたいという気持ちもありました。
 
しかし、当時の私はそれをことごとくなかったことにしてきてしまいました。加えて1人違うことをしていたせいで、しばしばいじめのターゲットにされました。この体験が多分自分の「関わってほしいけど、関わらないでほしい」というメッセージの強化に繋がったのではないか、と思います。
 
自分は自分のやりたいことをしていただけなのに、人からはそれが攻撃対象になるというのは、自分の自己肯定感をさげるには十分な働きをしたと思います。
 
ですから、「自分がしたいことをしても、誰にも認められない」感覚がどんどん強くなり、「自分が望まない仕事につなかいとお金は稼げない」という笑い話のような思い込みに囚われていくわけです。
 
しかし、こう考えると自分が無意識のうちにブラックな働き方を選び、自らブラック企業を引き寄せてその中に入ってしまい、結果満足な賃金も貰えず長時間勤務で疲弊だけしていくというパターンの原点が意外と子ども時代の体験がもとになっているとも考えられますね。
 
現代の問題は、原因を取り除けばすぐに解決するという単純なものではありません。線維筋痛症は原因不明の病気ではありますが、複合的に自分の関わり方や在り方を見つめ直すことで、症状の緩和につながりはしないだろうか、そんなことを最近よく考えています。
 
そういう意味では問題解決型の解決法が、線維筋痛症に関しては今の所、最初から入る余地がないわけですから、こうした取り組み方も無駄ではないかなと思うのです。