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「GAMSHARA MANIA'2012」~時代は俺たち が変える~観戦記その2 ★11月23日(祝金)北九州パレス (17:00)

「GAMSHARA MANIA'2012」~時代は俺たち
が変える~観戦記その2
★11月23日(祝金)北九州パレス
(17:00)

 試合前、GWA実行委員長澤宗紀が
テーマ曲「リボルバージャンキー」
と共に入場!おお!なつかしい^^
ちゃんとGWA最高責任者として九州に
もどってきたのは本当に嬉しい^^

 ぶっちゃけ、澤宗紀に認められた王者
というのはそこらへんの自称世界王者より
遥かに泊がつく。

 マイク持って「用意していただいた
飛行機に乗り損ねました!」と遅刻を
カミングアウトする委員長^^
変わってないなあ^^あいかわらず
やりすぎてる感じは現役時代のまま^^

 一般観客としては東京近郊でしか
見ることのできない生・澤委員長は
九州ではやっぱしレアな存在。である
からして、パンフにもしっかり顔が
のってるのだ。それもかなり「でかい」
扱いで^^

 まあ仕事は認定宣言とベルト返還
ならびに授与なんだけど、このあたりが
スポンサーやお偉いさんでなく澤委員長
みたいな若い人がやるのが絵的には
本当に面白い^^ 

▼GWA Jrヘビー級選手権試合
(60分1本勝負)
⑥〔挑戦者〕○YASUvs●DIEZEL
〔王者〕(YASU初戴冠!)


 春の挑戦時にはその若さがモロに
裏目に出て巧者DIEZELに完敗した
YASUが二度目の挑戦!入場式でもリベンジ
を誓っていたYASUだが、序盤は王者DEIZEL
の老獪さにまたも翻弄。セコンドを上手に
介入させ、流れを断ち切って挑戦者に隙を
みせないDEIZELは序盤でYASUに毒霧攻撃を
お見舞い!

 これで形成は一気に王者ペースかと
思われたがYASUも春先と同じではない。
失速した前回とは違い驚異的な粘りで王者
の攻撃をしのいでいく。

 しかしDEIZELもYASUのフットスタンプを
かわして、再び攻勢に転じ、試合は一進
一退。強いて言うならここで本気になって
YASUを叩くならセコンドの再介入もあった
だろう。度々レフェリーを誤爆して無法
地帯にしながらあと一歩詰められなった。
逆に言うとYASUがそれだけ成長してたという
ことでそこを見誤ったのが前王者の敗因
だろう。

 フィニッシュの二発のムーンサルト
説得力十分でこれが入っては万事休す。

 試合後マイクで反省の弁を述べていた
新王者だけどまだまだ伸びる余地は十分
あると思うのでベルトの価値をあげて
いってほしい。

スペシャルプレゼントタッグ
マッチ(30分1本勝負)
佐々木貴(FREEDOMS)&白波佑助vs
関本大介(大日本)&アステカ(華☆激)

 実を言うとこの大会の裏テーマが
札幌で病に倒れ現在もリハビリ中のGENTARO
エイド。新しいファンは知らないだろう
けど、実は九州とはとても縁深い選手。

 そこでかつてGENTAROと共に戦っていた
アステカと、今共に戦っている佐々木が
対角線にいることは非常に意味があった
のだ。とはいっても関本はまだしも
白波が試合に埋没してしまうと、意味が
ない。序盤こそ関本との遭遇を楽しんで
いた佐々木も中盤は白波の奮闘にかけた。

 そこでアステカが表に出るか、関本
が表にでるかなんだけど、ここはやはり
キャリアが長い選手同士、関本が白波
の壁になり、アステカがサポートに徹する
最高の形になったのはさすがだてにキャリア
は積んでないよなあと思った。

 体が一回り小さい白波が関本という
普段ぶつかりそうにない壁に挑む図式は
逆に白波の頑張りをお客に印象付け、関本
の化物ぶりをアピールすることができる。

 そういう意味では理想的な形には
なったと思う。結末の意外性は最初から
求めてなかったんで、どこまで白波が
やってくれるかというのが一番のポイント
だったけど、驚異的なパワーに屈すること
なく耐え抜いて、しかしそれでもあの
ジャーマンに屈したのは致し方ないだろう。

 いや終わってみれば白波よくやった!
という感じになっていたんでこれは
ある意味よかったんじゃないかな?
関本のあれだけの攻撃を耐えた白波は
きっとこの試合を財産にできると思う。

スペシャルチャレンジマッチ
(30分1本勝負)
⑧久保希望vsTAJIRI(WNC)

 カード発表時点で一番興奮したのが
このカード。実力は全国区の久保が
世界のTAJIRIというまた大きな壁に
ぶつかっていくのがいい。百戦錬磨

 久保も新コスチュームで登場。しかし
世界をまたにかけて戦ってきた元WWE
スーパースターの登場に会場は一気に
雰囲気が変わる・・・・
 
 かつて試合中に毒霧を出していた
時代に比べると、入場時に噴射する元祖
カブキスタイルを踏襲したことでTAJIRI
もより進化したと思う。

 やっぱ試合中に武器として使うのも
いいんだけど、オリエンタルムードを
演出するのがもともと毒霧だったわけで
ムタ以降の毒霧の安売りをやめた時点
TAJIRIはカブキの系譜を受け継ぐ
人材になりえたんではないだろうか。

 そしてWNC旗揚げ以降繰り返し言葉
にしてきたNew Classicの部分をこれでも
かというくらい発揮するTAJIRI。そう
この古くて新しい攻防こそ今まで培って
きたTAJIRIのすべて。それをおしげもなく
久保に見舞っていくことが「お前が時代を
かえろ」というTAJIRI流の激だったの
かもしれない。

 本当頭から指先まできっちり緊張感
をまとい、会場の大きさも何もかもが
頭に入ってる。これが世界のレベルであり
その世界にくらいついた久保も間違い
なく次世代の世界を担う存在である
事をしらしめた。

 大谷戦のような耐える試合もいいけど
こういう世界を体感できる試合が経験
できるっていうのは幸せなことだと
思う。

 虎の子のバズソーキックもこれ以上
ない説得力だったし、そこまで引き出した
久保希望は間違いないく世界にいける
選手にまた一歩近づいたんではないか
と思う。

 お見事でした!

▼GWA無差別級タッグ選手権試合
(45分1本勝負)
⑨〔挑戦者〕●鉄生&野本一輝vs
○七海健大&ジャンボ原〔王者〕
(王者初防衛成功)

 今の野本はかつて全日マットで
ヒットマンとして鳴らした頃の阿修羅
原的立ち位置になりつつある。天龍を
襲撃し、長州をボコるあの時のギラギラ
したものを感じるのだ。

 結局阿修羅原は後に国際血盟軍入り
したのち、天龍同盟に加入してアウト
サイダーまっしぐらだったわけだが
あえて群れない選択をするのかと思って
いたんで鉄生とコンビを組むという選択
は意外ではあった。

 が、もともと林と組んでタッグ王者
だった頃もタッグ屋としてのスキルを
磨くというより個々のレベルアップに
邁進していた感のある野本にしてみれば
闘える場所さえあればパートナーも
手段も関係ないんだろう。

 であるならば試合後ゴッチ式パイルで
全員沈めて逃走するというのも一つ
手だとは思ったんだけど、タッグスキル
を地道に磨いてきた七海・原はまたしても
4月と同じコンビネーションで野本の
相方を沈めてしまった。これはやはり
タッグとの決別を意味してるのかも
しれない。誰とも組まない、全員が敵
というシチュエーションなら野本が
望む闘いだらけの世界になる。そこは
もうつっきっていってもいいような気が
する。どっかに属した時点で今の魅力は
消えてしまうだろうから。

 さて野本一輝はどこへいく・・・??

 やっぱ収まりきれないのでもう一回
更新しますwwww