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がむしゃらプロレスINボートレース若松観戦記(13・8・17 土)

がむしゃらプロレスINボートレース若松観戦記(13・8・17 土)

写真はこちらから^^

 先週、事故渋滞やらお盆渋滞やらに巻き込まれた轍は踏むまいと今回も二時間前に家を出て楽勝で到着するはずが、なんと今回は小倉で衝突事故が・・・やっぱお盆の時期は事故多いなあ・・・私ごとながら祖母をこの時期交通事故で亡くしてるもんでやっぱこの時期は慎重に運転しようとは思ってる・・・

 でも幸い渋滞になる前だったんで開始30分前には到着。一回リングのある方にいって皆さんに挨拶してきた。マスターがリングアナとしてコールの練習していた。
なぜか「棚橋弘至」のコールをしてたけど^^棚橋きてないし^^

で、フロアに戻ってメディコさんと落ち合って曙のトークショー(こっちだけ屋内)を待つ。今回は普通にレースが並行開催されてるもんで、やっぱ祭りのときとはだいぶ雰囲気が違う。トークショーは曙と若鷹ジェット信介が登場。前日鹿児島から移動してきた曙はこのあと試合をこなしてはねだちで夕方博多スターレーンで試合がある。なにげにハードスケジュールなんだけど、すこぶる上機嫌だった。で、やっぱ場馴れしてるんでトークもうまい^^

 そしてやっぱ第64代横綱の知名度は半端ない。増席した?会場はあっというまに人だかり。曙のスケジュールがあるんでプロの試合が先でそのあとがむしゃらプロレスという構成になっていた。

第一試合:○曙&若鷹ジェット信介 対 ●阿蘇山佐々木貴

 でリングに登場しても曙は比較的上機嫌。トークショーでもTシャツ、コスチューム着たままだったんだけど、そのまま試合はじめてしまった。後でわかったんだけど、この特注がむしゃら×若松ボートの特LサイズのTシャツは後でじゃんけん大会の景品になっていた。でも乱闘中になにげに客が握手求めようと曙に近づいたらさすがにその手はバシっとはじきかえしていた。まあ試合中だしね。ここで握手に応じていたらプロレスも舐められる。そういう意味では心得も完璧。
 
 内容も、曙が立って勝手に相手がぶつかってきて勝手に弾き飛ばされるという、巨漢レスラーの基本線を忠実にやっている。これが横綱のプライドとかが悪い方に出るとこういうのもやりたがらないものだが、相手の佐々木も阿蘇山も心得ているのでそのへんの扱いは心憎いばかり。やっぱめったにない横綱を生で体感できるチャンスに二人共どこか嬉しそうにしていた。
 
 こういう屋外はやっぱ心踊るのか殿の張り切りぶりはいつも以上でなんかテンションおかしかった。でも締めるところはきちんとしめていたし、やっぱプロの迫力を間近で伝える役目としては問題ない組み合わせだなとおもった。若鷹も凱旋なんで曙をたてつつ久々の九州の試合を満喫していたようだった。こういう大会はやっぱプロも楽しんでなんぼ^^本当に楽しい試合だった。

 この試合でレフェリーデビューになったブラックシューズ遠賀(でいいのかな?)は大変そうだったし、まだ目の前にあるものをこなすのが精いっぱいという感じだった。やっぱお客の視界を邪魔しないようになるまでには多少こうしたキャリアは積む必要があると思う。若干どの試合でも選手に近づきすぎな感があったようだし。でもまずは実戦積んでなんぼですから。

 で、ここでチャリティーチョップ&ふれあいプロレス体験がはじまった。もともとは100円募金してがむしゃら選手陣にお客がチョップできるというシステムだったのにいつの間にかお客の代理で殿や阿蘇山ががむしゃらレスラーズにチョップをうつ、という展開になってしまい、試合を控えたディーゼルや鉄生が犠牲になっていた^^特に阿蘇山先生はダウンするまで容赦なくチョップをたたきこんでいたので一試合余計にみられた感があった^^で、その光景をリング袖でこそこそ隠れてみてる某選手を黒棒がプラカードでこづきまわしていた^^詳しくは写真みてね^^

 このチャリティチョップで大ダメージを食らったまま試合に突入したので大変といえば大変だったかもしれない^^

第一試合:セクシー・ロージー&○鉄生&LOCキッド 対 ニコラス今中ジョリー&●パンチくん&ブラックスティック

 お笑い要素が含まれるこの試合に放り込まれたLOCがどうなるか?というのが見せ場と思っていたらFREEDAMSの提供試合に続いてブラック・セクシー・ロージーが登場!メイクも完璧にヒールモードでなんかノリノリで試合していた。前回は必死で存在感を消されまいと頑張っていたLOCは必要以上に意識しないで普段通りに試合ができていたと思う。
でもやっぱヒールモードのインパクトは正直ずるいと思った。あれはいつもやるんじゃなくてここぞというときにでてくるから見たときのインパクトが失われないでよかったんだと思う。

 で今回もニコラスがローンバトルになりかけたが、黒棒もかなりの間とっつかまっていたんで前回ほど疲労困憊はしてなかったみたい。本人はかなりきつかったという話をしてたけど^^やっぱどっかで呼吸を整えるんであれば、藤波さんとかがよくやっていた首四の字とかでも休めたりできる(なぜそれがわかるかというと山本小鉄さんの解説で小鉄さんが「あれはかけてるほうが呼吸を整えて次の展開を考えているんですね」といっていたんで^^)んで、使う技次第ではより効果的に呼吸を整えることは可能かなと思う。

で、パンチくんは相変わらず^^そうそうヘルメットとって試合していた時間が長かったんだけど、そのせいか神通力がなくなったのか?酒の勢いが足らなかったのか?先週より足取りがしっかりしていた。もうヘルメットもアイテムの一つになっちゃったんだなあ^^結局パンチパーマアピールがあだになったか、一番出番少なかったのに鉄生の強烈ラリアットで沈んでしまった。

 プロがバチバチやった後で、つかれん程度の試合にしてもよかったと思ったけど、これはこれでいいんではないかなと思う。ただ今回もそうだけどロージーがヒールに寄ることのできるキャラになった分、今度はヒールが笑いの要素を取り込んでもいいと思う。ブーイングされてなんぼという考え方もあるかもしれないけど、そこは頭をつかって逆にロージーのフィールドでロージーのキャラを食ってもいいと思う。そこへいくとああ見えてマスクドPTは自分のキャラを殺さずにそういう芸当ができるんでやっぱ懐が深いなあと思うのだ。クレージークレバーだと小ばかにした感じの笑いを混ぜられるんだけど、このあたりは柔軟に工夫するともっと予想外のものが見られそう。 

第二試合:七海健大&○スーパーカッパくん 対 陽樹&●DEIZEL 

 今回は若松ボートマスコットキャラのスーパーカッパくんがプロレスデビューするという。まあマスコットがそのまま試合できるはずもないのでどうするのかなと思っていたらいったん下がったカッパくんがスーパーカッパくんを呼び寄せる形で登場。まあ正体は一発でわかったんだけど、でもこのマスク視界悪そう、呼吸しずらそう・・・・ハンディバリバリだよなあ。

 やっぱいつもとは違うコス&マスクでしかも弱点の皿を攻撃されて大ピンチのカッパくん。キャラの違いもしっかり認識してるあたりはさすが。でもいつもならかなり高得点な空中殺法のタイミングとかミサイルキックのきれとかが若干落ちていたのはやむをえずか。しかし地元(?)若松で醜態はさらせない。DEIZELの毒霧や陽樹のパワーに苦戦しながら、なんとか寸でのところで跳ね返すカッパくん。いや、人間でも脱水症状になりそうな天候下本当に頭が下がる。

 七海の好フォロー(自分がやられたジャイアントスイングをしっかりものにしていたし^^でもやるんならこの日きてなかったGWAチャンピオンの前であてつけないとね^^そういうところもしたたかにするのがあの王者だから^^)もあって、ピンチを脱したカッパくんは自力で難敵DEIZELから勝利することができた。やはりこの試合よりその前の殿の強烈極まりないチョップの連打が敗因になったと思うしかないかなと^^胸みみずばれしてたし^^

この試合ももっていきようによってはお笑いマッチにしようと思えばできたんだけど、そうしなかったのは結果的にはよかったと思う。カッパくんの頑張りというのがみせられてイベント試合のメインとしても合格点だった。

 そういえば、コールされるときに陽樹と一緒にタッグチャンピオンとしてコールされたDEIZELが一瞬素に戻っていたのがおかしかった^^まあ一見さんにはだれがチャンピオンかはわからないし、いいといえばいいか^^

 で、この後、最後まで残っていた殿がじゃんけん大会のホストになって、曙が着ていたTシャツなどもプレゼント。わざわざこの試合のために東京からきて最後までイベントにつきあっている殿の姿勢には頭が下がる。もっともこの後しっかりボートレースも楽しんでいたらしいけど^^
 
 こういう公営ギャンブルではたいがいレースとレースの合間に試合をすることが多い。当然だがみなプロレスをみにきてるわけではないんで、ボートレース場にプロレスだけを求めてきてる層のほうが少数派なのだ。でもがむしゃらはちゃんとその少数派でも絶対リングから離れないお客さんをもってるのが強みといえば強み。決してサクラではないし。
こうしてレースと並行しても集客があることは自信にもつながったと思う。やっぱイベントプロレスで呼ばれて成果を出し続けてるからこそあちこちで引き合いがあるんだから、決してプロを呼んでその力に頼ってるわけでもない。

 今回も全体を通してみたら成功だったと思う。みなさん暑い中おつかれさまでした。