これで200%元気がもらえる!心理学を使った超私的観戦術大公開!

cocoro.haradaが徒然なるままにプロレスとかアニメとかその他興味のあることをお話します。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第75回 ブラック企業と働き方について(7)

自爆営業が話題になったのは日本郵政の問題が顕在化したあたりでしたから、2013年ごろと記憶してますが、私が働いていたのは昭和末期から平成初頭にかけての話でしたから、問題が浮上したのがつい最近というだけで、実は昔からずっとあったということになります。

 
私の働いていた会社は大手の車販売店でした。まあ日本郵政だって立派な大手ですが、おそらく会社組織として政治にどれだけ影響をもっていられるか、それだけの金と力をもっていれば、もみ消しも日常茶飯事にできますし、自分のところが違法といわれずに済むわけです。大看板というのは時にそういう闇の部分をみせる時があります。
 
今しがたその日本郵政の記事がまとめられたサイトをみてみたのですが、他に営業職でやり玉にあがっていたのは、保険セールスと旅行代理店、観光サービスなどで車に関しては一言も触れられていません。
 
でもまあ8年半の営業時代の経験からいうと、自爆額が桁違いなのはやっぱり車のセールスだと思いますね。安くたって100万以上はする商品なんですから、これを個人で負担させようというのはやっぱりおかしな話です。まあ企業サイドは販売店も含めて自爆の存在は今でも認めないと思いますが。
 
私の職場はまだ大衆車中心の品ぞろえでしたけど、これが高級車中心のお店になると、もう大変ですよね。顧客も会社経営者とかだけならいいのですが、裏稼業だったり、やばい職種に売らないと営業成績があがらなかったりするのですから。
 
かといって自爆するには単価が高すぎますので、これはもうやばいと知っていてやらざるを得ないわけですね。
 
それに一台売ってかえってくる賞金は、高級車でも大衆車でも1台数千円でしたから、営業マンとしては安全な顧客層がみこめる大衆車をうっていた方がまだ危険が少ないわけです。
 
こうしておかしな働き方をしていたな、と思えるようになったのはつい最近のことで、当時は疑問に思いながらも逆らえませんでした。個人で抵抗するには敵があまりにもでかすぎたのです。ましてや国の基幹産業である自動車ですから、本当ドン・キホーテが風車に突っ込んでいくよりもっと相手が悪かったとも言えますね。