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cocoro.haradaが徒然なるままにプロレスとかアニメとかその他興味のあることをお話します。

ふる里プロレス小倉大会観戦記

<size="2">ふる里プロレス小倉大会観戦記
(12.5.26 土 於:小倉北体育館)

 ふる里プロレスは主に久留米や福岡を拠点
につぼ原人プロデュースで毎年何回か行われ
ている大会でプロレスのほかに歌謡ショーが
あったり、ちょっとしたイベント+プロレス
という構成になっている。

 なんせ初観戦だったんで今までがどうだった
かは知らないんだけど、まずオープニングアクト
長過ぎ・・・というか事前に一部が歌謡ショー
二部が野球教室、三部がプロレスという感じで
事前に流れを説明しておくと、だれずにすんだかも
しれないし、また小倉祇園太鼓みたいに幕間
に挟むという構成もできたと思う。

 ましては初開催の小倉であるが故にふる里プロ
初体験の人も多かったはずなんでそこらへんは
一考の余地ありと感じた。

 今回もがむしゃらプロレス全面協力で、ライ
ティングも入場ゲートも四月の時と同じ・・・
だったんで南側にしか座れないという(ライトが
ちょうどお客目線にあたるんだがこれは位置
的に設置場所がないんでいたしかたない。)
・・・後で思ったけど南側ニ階を解放してた
んでそっちいけばよかったかな?

 しかしショ―の合間にすることがないのか
ゲストのカズ山本が会場をうろうろしてた
のが気になってしょうがなかった。

 なんせとにかくでかいし目つき
鋭いし^^引退しても存在感は相変わらず
だったんで嬉しかったけど・・・ね^^
 
 そのカズ山本がなんとちびっこ相手に
リング上で野球教室をするという・・・・・
これはある意味異種格闘技戦・・・・
しかも理論とか一切なくただ球投げて捕ったり
打ったりするだけでとても元プロとは思えない。
ただの野球好きのおっさんが子供とじゃれてる
みたいでまあそれがこの人らしいといえば
らしんだけど^^

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第一試合:がむしゃらプロレス提供試合
●YAZU 対 ○TOSSHI

 なんとここで本戦に繋がるようなライバル
対決がいきなり実現!しかもTOSSHIは鉄生を
従えている。威圧感あるからこれはきつかった
ろうなあ^^

 でも試合はごくごくまっとうな攻防で特
に前回不覚をとったTOSSHIの執念がYAZUを
呑み込んでいったような感じだった。
蹴りの鋭さや悪態の付き方など練習と研究
のあとがうかがえた。

 一方YAZUも奮闘はしたけれど、ここぞとういう
タイミングでTOSSHIに反撃を許したのは
敗因だったかもしれない。逆に言うとTOSSHI
の方が相手をよく見ていたってことかな?
ここまで研究されるともう一個奥の手を
用意しておかないときついかもしれないし
いずれめざすであろうジュニア王座への
再挑戦を目指すなら、さらにもう一工夫
いったかも。

 試合は5分ほどであっけなく決着がついた
けどもう少しみていたかった。いいカード
だけに練り上げていくと将来の名勝負数え唄
にはなるだろうな。
  

第ニ試合:がむしゃらプロレス提供試合
SMITH・○TA-KI 対 ●ニコラス今中
ジョリー・野本一輝

 巌流島ではなんか吹っ切れてた今中は
また4月の小倉の時に戻ってしまったかの
様な感じだった。表情もさえないし本人も
急な出場でコンディションが整えられな
かったという話だったが、全体的に過去の
いいときの自分とだけ闘っていて、しかも
今そこまでできてない自分に焦りを感じ
てる様に見え、しかもほかの三人が目に
入ってない感じがした。

 過去のいい時のイメージに近づけるのは
大事なことなんだけど、今できないでいる
今中で出来ることをさらけだせばたとえ
それが不格好でもお客は付いてきたと思う。
格好いい今中でなくていいのだ。

 ほかの3人はきちんと自己一致ができて
いた。求められてるものと対戦相手と
お客がキチンと見えた試合をしていた。
だから余計今中の姿が際立ったのかも
しれない。

 でもこうしていきつ戻りつしていく中
であがけるというのは将来本人にとっては
大きな貯金にはなると思う。それを貯金
にできるかは本人次第だけど^^

 それにしてもSMITH・TA-KI組の黄金連携?
は見事だなあ。現王者のレベルアップの
ためにも一回このコンビでタッグ取り狙って
ほしいところだがシングル路線が目立つ
本線ではたしてその流れが来るかどうか・・・

第三試合:ジ.アッチー・○めんたい☆キッド
対 ●台風.阿蘇山 WITH ケンド―プサン

 九プロ臨時悪役コンビ台風・阿蘇山には
なぜかマネージャー付き。まるで一昔前の
WCWでかならず日本人のマネージャーになって
いたサニー・オノオ(キャラ的には全く違う
けど)みたいだ。

 一方大分の英雄と紹介されたアッチーは
小倉は約10年ぶりの登場かもしれない。
確か記憶に間違いなければだけど。
(見に行ってない大会もあるし)

 まああまり変わってないというか、やっぱ
先輩なんでめんたいが引きたててアッチー
におぜん立てするという構成の試合に
なっていた。

 しかし普段本戦ではできない悪役がよほど
面白いのか阿蘇山組は実に楽しそうに悪い
ことをする。そこへうまくプサンを混ぜて
ヒールとしての役目は十分果たしていた。

 これで大分てこずった英雄コンビだが
なんとか分断、同士うちを誘ってめんたいが
回転足折り固めで台風を葬った。


第四試合:3WAYマッチ
純二DX 対 つぼ原人 対 セクシーロージ―
(退場順 ロージー~純二~つぼ)

*つぼ原人の勝ち残り

 なんかいつの間にかリングネームを勝手
にかえられていた田中純二は激怒。結局
田中純二として試合してたけどこれって
なんか意味あったのか????

 試合は超ヘビー級でしかもアマのロージー
に対してプロの二人が挑むというおかしな
図式になっていったがロージーの存在感を
うまく引き出していったのはやはりプロの
なせる業^^こういう状況下でもちゃんと
試合を組み立てては行くんだけど、ロージー
がまさかの前屈でギブアップすると^^
残ったのはなんと藤原組長門下の二人^^

 しかも片方は原人だし、片方はふんどし^^
思えば遠いところにきたもんだ^^
時が時ならU系の顔合わせなんだけど
全くそんな色はかけらも出さずにバーミアン
スタンプでつぼが勝ってしまった。

第五試合:○大畠美咲 対 ●勇気彩

 休憩あけのセミが女子プロ。地方では
もはや絶滅危惧種に属する女子ははっきりいって
地方で試合してない経験値のなさがもろに
出た試合になった。

 これは二人ともにいえるんだけどここは
後楽園でも新木場でもない。ましてやキャパは
これらよりでかい箱で、しかも地方という
のは経験ないんじゃないかな?

 要するに全然客席に届かないんでお客も
どう見ていいのかがわからない。だいたい
プロレス自体がはじめての人が多い中で
さらに女子の知名度はそれより一段以上
下。となればいかにわかってもらえるか?
を認識した方がよかったんではないかな?

 確かに熱心におっかけてるファンはいたけど
その人だけにしか届かない試合だったと
しかいいようがない。残念だけどこれで女子
プロをまた見たいという気はますますなく
なってしまった・・・・

第六試合:田中稔・●久保希望 対
日高郁人・白波祐介

 やはりもとバトラ―ツ対決が肝というか
このカードがメインで本当によかったと思う。
稔と日高の流れるようなレスリングには目を
見張ったし、もっと長く見ていたかった。
本当銭がとれる攻防というのをこの二人は
やってくれる。この試合がみられたのと
そうでないのとではエライ違いである。

久保と日高の絡みが大半だったけどこの上に
対して常に挑戦していくという図式はまさに
久保希望の真骨頂!!

 そこへ稔が上手にフォローをいれていき
海外で経験値をあげてきた白波がふてぶてしく
攻めるという実に見ごたえある攻防で試合は
白熱!!!

 しかしほんとこういう諦めない折れない
気持ちがここまで出せる選手が全国に何人
いるだろう?実際知り合いだからいうわけ
ではないが、本当北九州に久保希望がいて
くれてよかったと思う。

 しかしゼロワンには大谷に続いて日高に
も借りを作っちゃったからなあ。まだまだ経験
値をあげていけば絶対いつかこの二人から
まぐれでない勝ちをとれる選手になれる
はず!その日が来ることを楽しみにしていよう!

 試合後はノーサイドでリング上で記念撮影。
いや、一時はどうなるかと思ったけどやっぱ
最後はぐっときた。メインって大切だよね。

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