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cocoro.haradaが徒然なるままにプロレスとかアニメとかその他興味のあることをお話します。

12・8・6WNC福岡・ 博多スターレーン大会 観戦記

<size="2">12・8・6Wrestling New Classic福岡・
博多スターレーン大会 観戦記
観衆550人(超満員)

 待望のWNC博多初上陸!実はプロフ
不明のTAJIRIが博多でキャンパスライフ
を過ごしていた時お客として通った
スターレーンでいつか自分もリングに
たちたいというひそかでしかも思い入れ
のある願望があったのだ。というのを
TAJIRIのツイートで知ったんだけど^^
でもそうなると同じ試合絶対見てるはず
だよなあ・・・なんかそう思うと凄い
なあと思う。あれだけ世界を総なめした
男の願望にしてはスターレーンでは器
が小さいのでは?と思っていたけど、
中に入ってびっくり!まあ半スペース
とはいえ、日祭日開催でも埋まらない
博多スターレーンが超満員!!DDTですら
実数400近くだから軽くそれを超えている!

 売店の規模ももはやメジャー級!
最初にパンフ買ったけど1000円と勘違い
して実は500円足りなくてあわてて出した
けど売り子のお姉さんもかわいかった
なあ^^

 横に真琴がいてこっちもびっくり!
19時でずっと見ていた画面の向こう側の
人が現実にいることを思うとドキドキ
した!しかし、「何か買わされそう」
オーラがビンビンに出ていたんで^^
そこはスルー^^

 TAJIRIやほかの選手もサイン会して
たんだけどパンフにサインいれてもらえるか
がよくわからなかったんでしばし様子見。
どうもほかのお客さんもそうみたいで
「グッズ買うのはいやだしサインは欲しい
し・・・」という感じで遠巻きにみてるのが
面白かった^^後でサインもらえるって
わかってからは長蛇の列ができていたけど^^

 WNCはもとWWETAJIRIの意向が反映された
演出が施されていた。スクリーンが使えない
分、音で雰囲気作りをしていたのだ。ただし
スターレーンは特に音響が悪いんで次回
からは自前の音響を用意してほしいなと
思った。結構聞こえ辛いんでね・・・・

 よくありがちな全選手入場という
やり方はとらずTAJIRIが単独で出てきて
挨拶したのち全選手を呼び込むという
スタイルはWWEにもなかったWNCオリジナル。
でもこれもいいなと思った。レザーフェイス
がいきなりチェーンソーもってきたのに
はビビったけど^^でも過去の人間関係を
考えるとアステカさんと磁雷矢さんと秀吉
が同じリングにあがるなんて想像すらして
なかった。これは意外な副産物^^

第一試合:○高橋星人(6分08秒 ジャック
ハマー)黒潮二郎×

 混乱のうちにスタートした第一試合は
新人同士らしいフレッシュな顔合わせ。
このあたりはかつての新日っぽさをうかがわ
せる。なかなか今時こういう新人同士の
第一試合ってメジャーでもやらなくなったし
これはとてもいいことだと思う。
ニュークラシックのクラシックの部分で
ここは大切にしてほしいと思う。

 ネーミングセンスはやや国際より
というのがTAJIRIらしいというか^^
でもまあTAJIRIAKIRAという稀代の
大スターが教えてるだけあって超個性的
な二人だった。名前の割に空中戦が得意
そうな黒潮と、星人といいつつ、色もん
だけではないパワーと跳躍力をもつ
高橋。

 そうかつての新人同士ならばどっかに
こいつを出し抜いてやろうというギラギラ
したものがあって、そこは魅力の一つ
だったんだけど、そうではないライバル心
というか、負けたくないというのは勿論
あるんだろうけど、自分たちが任されて
いるショーの立ち位置をなんとしても成功
させるんだってい強い意気込みを感じた。

 多少そこが上滑りしてたのはこれから
修正すれないいこと^^競争も大事だけど
自分が任された仕事をこなしてこそのプロ。
競争馬ではない、人間がやってるんだから
不必要で不条理な体育会系要素は排除して
構わないと思う。時代にそぐわぬものは
変えていく。そこがNEWの部分ね^^

 今回はそういう意味では100%体現
仕切れていたとはお世辞にも言い難いけど
未来のWNCの方向性は確かに見えたと思う。

第2試合:○アステカ、小川聡志、新泉浩
(11分09秒 ダイビング・ボディプレス)
児玉ユースケ、土肥孝司、篠瀬三十七×

 華☆激対WNCという対抗戦スタイルの
第2試合。まあアステカが自分のスタイル
を崩すはずもないんで、そこはWNCが迎え
打つのにヒール色を強めて闘っていた。
この辺の臨機応変さはさすが。

 そうそう37でデビューした篠瀬はそこが
売りなのに見事にそれ以上の年齢でデビュー
して未だ元気な小川が対角線上にいたせいで
かすんでしまっていた。キャリアでも年齢でも
小川に勝てないとなると、なんかもう一つ
持ち味がほしいところ。30後半でデビュー
した篠瀬にしてみれば逆にいい年(失礼!
でも年一緒だし^^)してあんなに元気な
小川は逆に闘って励みになったと思う。

 怪我で長期欠場していた新泉もWNCの
若手に負けじと懸命にアピールしていた。
こういう貪欲さはいいと思う。

 しかし華☆激は結局アステカと「=」
になってしまったことで、大分方向性が
閉じられてる感じがした。アステカが元気
でファイトすることはみんなが望んで
はいるんだけど、あまりにグッドシェイプ
すぎて第一線に居続けてることはあまり
他の選手にとってはよくないことなんだけど
結局この試合もアステカがとって勝ち。

 勝敗の行方という点でアステカがでた
時点で勝ち負けがはっきりしてるというのは
やっぱ興ざめするところなんだが、聞く耳
もってたらこんなに離脱者はでないよな^^

 そういう意味ではWNC対WC(newがない=
華☆激)の対抗戦だったのかな?

第三試合:
○朱里(11分45秒 右ハイキック)下野佐和子×

 西日本で多分唯一の女子団体大阪女子
(間違ってたらごめんなさい)の
下野は全女チックな体型といかにもな女子
レスラーオーラをまとったクラシカルな
女子レスラー。一方の朱里はキックとプロレス
をかけもちし、芸能活動もこなす今風の
女子選手。しかもAKIRA・スターバックと共闘
してから身にまとうオーラがパンクラスみたい
になってる。まさにNEWとCLASSICの対決。

 試合はさながら異種格闘技戦の様相。
時折プロレスムーブが入るところが違う
といえば違うが、ここまで色合いがはっきり
異なるとかえって興味がわく。

 今まではキックのキャリアを上手にいかし
きれてなかったように感じた朱里だったが
殺気をまとったことで凄みが増した。
そして蹴られても蹴られてもくらいつく
下野の根性にはいい意味での全女のニオイ
がした。あの驚異のうたれ強さが試合を
面白くしたのは間違いない。

 DNA的には全く異なるものが融合するの
もプロレスの魅力だがこういう華やかさを
かなぐり捨てたプロレスもあっていい。
それが特に女子同志だったからよかった
のだ!

 信頼感に裏打ちされた激しさはむろん
ベースにあっていいんだけどこういう
リングでの殺伐感は大いに歓迎したい。
ここで表現するのは自由だし、私生活を
もちこむ必要もない。

 もっと連戦を重ねていくと結構高田対
越中みたいなカードに成長していく予感
はした。

 最後ハイキック一閃で仕留めた朱里が
一瞥しただけでリングをおりたのも
よかった。なんかこういう試合って握手
して終わりというのがU以降の決まり
みたいになってたからこれは全然アリ
だと思う。

第4試合:○華名、秀吉、アズール
ドラゴン(12分06秒 トラッシュ缶を頭に
かぶせて合体低空ドロップキック→
踏みつけ式体固め)リン・バイロン、YO-HEY、
木藤拓也×
 
 噂のキトタクがついに生でみられた。
以前は地味な若手の位置をでなかった彼が
突然変異して、「キモイラッ」なヒール
として覚醒したのは想像外だったがここまで
人間変われるものかと驚いた。

 マイクをもつなり博多の食い物が口に
あわないとディスりだし、ブーイングをあび
ても意に介さない。よくいるわざと土地土地
の食べ物や風土を小馬鹿にするヒールと違い
ガチでイヤミな感じがするのだ。これは
奇特なキャラクターだよな。

 当然応戦するのは九州組のアズール
秀吉。アズールはヒールモードででてきた
のに大歓声。今や九州の興業には欠かせない
選手になってきた。しかも中身は九州男児
な秀吉は「九州の食いもんバカにするやつ
はしばくぞ」とすごむが全く意に介さない
キトタクは「そんなこといってるから
もてないんですよ。悔しかったらいい女
連れてきてくださいよ」というと入場テーマ
に乗って華名登場!リングインするなり
「いい女が来たったでぇ!」と挑発!

 当然試合は乱戦モードになっていくんだが
男女ミックスドの試合なのにキトタクの
セクハラ攻撃がマジでいやらしくみえる
のと華名が本気でキモがってるのでもう
会場中キトタクは敵だらけ。
 
 あまりに執拗なセクハラにタッグを
組んでいたリンがまずブチ切れてキトタク
を何度も蹴り倒すはめに。

 リンは試合中でも大型の秀吉と真っ向
勝負を挑むなど明らかにビッ〇系のキャラ
から大進歩をとげていた。いや絶対こっちの
方がいい。体得した中国式プロレスという
のがどうみてもルチャにしか見えないのは
ご愛嬌だが彼女なりに模索した結果がいい
方向に出てると思う。これは嬉しい誤算
だった。

 しかし後半になってもキトタクは
キトタクのまま試合を進めていくので
パートナーのYO-HEYもリンもついに激怒。
アズールのもってきたトラッシュ缶を
頭にかぶせると5人同時にドロップキック。
そして5人で1人のキトタクをフォール。
しかし懲りないキトタクは負けてもキャラ
を崩さない。ある意味プロだ^^

 試合後、スターバック戦を控える
TAJIRIのセコンドに華名がつくことが
本人の口から発表された。いよいよ決戦
の機運高まる!

第5試合
レアル・ルチャ・リブレ提供6人
タッグマッチ
磁雷矢、RANMA、ヴァンヴェールマン
(12分08秒 ジライヤ・クラッチ)
インフェルノ・アスール、アモン・
エル・ゲレーロ、前原豊×

 磁雷矢主催のルチャスクール、
レアル・ルチャ・リブレの提供試合。
前原以外は全員マスクマン。レフェリー
もマスクマンでルールはルチャスタイル。
スペイン語も習い、将来はメヒコの檜
舞台を夢見る若者たちが実技披露した
試合。ただ、ル―ドにしてもリンピオ
にしてもまだまだ模索中というのが正直な
ところで、やはり本物のルチャドール
なるには大変な道のりがあるんだなという
感は否めなかった。
 
 でもまあ覚えた技術と普段からリング
で練習出来てる環境にある彼らはリング
慣れしていて、そう不安なところはなかった。

 この中で前原はやはりちょっと突出して
るというか素顔のヒールなんでわかりやすい
というか、そういう意味では得な位置づけ
だったと思う。逆にいうとマスクマン陣は
スペインネームだし、覚えずらいし、個性
という点ではもっと客前で実戦を積んだ方
がいいかなと思う。

 基礎はいいんだけどスターがもつオーラ
や雰囲気や見た感じまとってるものがほかの
試合と比べると一枚落ちた感はあった。

 でもダイアモンドの原石という意味では
これから磨き甲斐があるとは思うんで磁雷
矢先生にはぜひともこの灯を消さずに頑張って
欲しい。

第6試合:
○大原はじめ(6分47秒 フィンランド
フォアアーム)エル・イホ・デル・
パンテーラ×

 大原はやっぱベビーよりヒールが似合う。
そしてマネージャーの野崎渚を帯同してくる
あたりが実にサマになっているというか
20代でここまで雰囲気がだせる選手はそう
ざらにいないだろう。やっぱレインメー
カーと浅からぬ因縁(闘龍門時代同期)
であることも大きんだろうか?

 ハッスルで見たときもただもんでは
ない感はあったけどしばらく見ない間に
それがパワーアップしていたのだ。

 野崎も怪我のリハビリ中という事情
もあるにせよ、以前ほどおどおどした
感がなく、しかも自身の契約放棄をネタ
にしての堂々のマイクぶり。中洲で飲んで
きたという野崎の手にはコップ酒。
しかも千鳥足なんだが、この明らかな曲者
と闘うのが若干20歳のエルパンテーラ
の実子イホ・デル・パンテーラ。

 親父はユニバなどで散々みてたけど
もう二世の時代になったんだなあ・・・・
(あ、ランディオートンは三世か・・・)
サラブレッド対雑草ヒールという図式は
なかなか新しいというか、これからのし上
がろうという若い才能同士のぶつかり合い
は果たして見ごたえ十分だった。

 特に親父の遺伝子をこれでもかと
みせつけるパンテーラ二世はその名に恥じぬ
逸材であった。迷いのない跳躍力、ばね
卓越した素材であることはもう間違い
ないところだがいかんせん世界を巡った
経験では同じ若いとはいえ、大原がはるか
上を行く。

 だいたいパンテーラのこれはという
ところまで受けておいて肝心なところで
野崎を介入。この小憎らしいまでのヒール
っぷりはどうだ!だいたい女子マネつけた
日本人ヒールはしょぼくなるもんだが
大原は逆。うまくいけば故リック・ル―ド
みたいな風格ももてるかもしれない(腰
クネは馳浩がやったからやらなくていい
けど^^)。そういう可能性を秘めた若者
がたくさんいるっていう意味でこの団体には
限りない未来を感じた。

 決してTAJIRIの一枚看板で終わる団体
ではないってこと(わかる?アステカさん?)
がWNCの大きな強みだと思う。

 本当時間の短さを感じない濃密な試合
だった。これができちゃうってところが
本当すげえ。休憩あけからがらっと雰囲気
を変えてきたWNCの本気はここがまだスタート
だった!

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第7試合:
セミファイナル:シングルマッチ
AKIRA(5分32秒 ムササビ・プレス)
レザーフェイス×

 だいたいレザーが来てるときは二階で
みるのが相場なんでそうしてきたんだけど
いかんせんスターレーンに2階はない^^
(いや、会場自体は2Fなんだけど)
であるからして当然全席が戦場と化す。
当然入場はチェーンソーもってくるんで
火花もよけねばならない。しかも中身が
たぶんオリジナルなんで狂気の沙汰も
段違い。チェーンソーの火花を低い
スターレーンの天井めがけて放つレザー。
ってスターレーンに放火する気か?

 しかし、なぜか今日のレザーは
執拗に我々がいる西側を徹底的に
「攻めて」きた。

 まあ、そのたびににげるわけだが
やっぱうまく逃げられない時もあって
イスはぐちゃぐちゃ(幸い自分の隣の人
までは無事だった)会場は阿鼻叫喚。
おまけにAKIRAまでスイッチはいっしまった
らしくもうこの試合は期待通りというか
二人とも実年齢考えると異様に若いよな。

 このプロレスならではのコワさという
ものに関して言っても今のプロレスに
失われたクラシックの部分だろう。元気
だったころのブッチャー、シン、ハンセン、
ブロディ・・・近づいたでけでぶっ飛ばされ
たコワくて強い外国人選手・・・・

 まあ、レザーの年齢を考えたら当然では
あるんだけどこれを継承する外国人ヒールの
出現を待ちたいものである。いかんせん
この試合の難点は往年ほどレザーの電池が
もたなかったというところだけだったんで^^
逆に言うと故障だらけの身体でムササビプレス
を決めたAKIRAもすげえといえばすげえん
だけど、ここはレジェンドではない現役の
意地を2人にみた感じがした。

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第8試合:メインイベント:シングルマッチ
TAJIRI(17分15秒 バズソーキック)
スターバック×

 生涯4度目となる難敵スターバックとの
シングル戦。世界をまたにかけたTAJIRI
して「特別」といわしむるスターバック
は初めて生でみて「これは本物だ!」と
痛感した逸材だった。試合自体は映像でしか
みてなかったけどこれほどとは・・・・

 確かに世界は広い。そしてまだ見ぬ強豪
WWE以外にもいるんだってことを改めて
思い知らされた。

 AKIRA、朱里を帯同するスターバックからも
やはりこの一戦にかける意気込みが伝わって
きた。

 使う技は二人ともいたってシンプル。
でもそのひとつひとつに込められたもの
が違うというか、実に見られる事を意識
して闘ってる印象があった。二人だけ
の世界にいきそうなライバル対決も実は
衆目下で行われてる事を世界を知るもの
同士肌感覚で理解してるんだろう。

 前半はスターバックがTAJIRIのバズソー
封じになりふり構わぬ足殺し。セコンドは
介入しないんだが場外で、リング内で
執拗にTAJIRIの足を殺していく。

 一方でSTFなどで足を殺しながら乗っかって
スタミナを奪いにも来る。確かに難敵である。
このスターバックとの抗争は過去4度しか
ないプレミアカード。これを平日の博多の
メインにもってきたTAJIRIの思い入れは
ひしひしと感じられた。

 本当は「凱旋」なら楽な相手と闘って
花を添える形でもよかったのにそれをしない。
だから名勝負なんだなと思わせた。
逆に言うと最初からこれだけ出し惜しみ
しなかったら次苦しいだろうとも思ったけど
あえてそれを承知で最初から最高峰のカード
をくんだということはそれだけ本気だった
って事だと思う。

 とにかく防戦一方になるTAJIRIは苦悶
の表情。大TAJIRIコールにもあとおしされて
かつて西の聖地と謳われた熱気がスター
レーンに戻ってきた。そんな感じがした。

 WWEもこない、西の果て。ここよりでかい
会場をいくつも体験してきたTAJIRI
拘りぬいた博多スターレーン。それは
場所ではなく観戦していた自身が感じていた
「あの頃の」スターレーンだったのかも
しれない。

 だとしたらこの試合はそれを復活させた。
間違いない!これはまさに聖地復活の儀式
だったのだ。身を削ってまでそれに挑んだ
TAJIRIには敬服するしかない。

 散々攻めらてもうだめかと思わせて
おいてのバズソーもかわされる。が意地でも
決めに行く。この技が出たら終わりという
決まりごと感のない、まさに殿下の宝刀!

 粘るスターバックも立派だったがそれを
上回ったTAJIRIの想いがこの試合に勝った
要因だろう。最後のバズソーキックは誰が
みても納得の一発だった。

 試合後精も根の尽き果てた両者はまた
再戦を誓い、セコンドについた華名が
「おっさん、やればできるやん!」と
TAJIRIにマイクを渡す。

 やっと成功の余韻を感じたのか
TAJIRIも嬉しそうな顔で謝辞を述べた。
パンフのインタビューで「夢を売る一座が
地方を回らないでどうする?」という
一言があったが、まさにそれを試合という
形で見せてくれた。

 試合後大原がTAJIRIを襲撃したのは
何かここでは終わらないよという布石にも
感じた。大原なりの意地だったのかも
しれない。これだけの試合されて嫉妬
しないプロはいまい。

 最後博多のレスラーを全員呼び込んで
TAJIRIが謝意を伝え華名がマイクで
締めたけど、やっぱスターレーンの
音響は悪いんで後に続いて唱和する
スタイルはやっぱスターレーンでは無理
なんで次回は本当音響を自前でもってきて
改めてやってね。ケチつけるとしたら
本当そのくらいだったから^^

 いや~でも皆平日開催で二の足踏んだ
人も多かったと思うけど、この日は間違い
なくスターレーンのプロレス史の1ページに
刻まれたと確信できる。また来てほしい
なあ。WNCには間違いなくノスタルジア
クラシックはなく明るい未来へ向かう
NEW CLASSICがあった!素晴らしいショー
をありがとう!

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