がむしゃらプロレス『平成巌流島決戦』~強者が生き残る~観戦記
<size="2">第25回巌流島フェスティバル
『平成巌流島決戦』~強者が生き残る~
5月4日(祝金)12:00~13:00
このイベントはもともとずっと巌流島でやってる
イベントでがむプロは昨年より参戦。今回は
スケジュールの都合で繰り上げになってしまった
ため、急遽バタバタした中での試合となった。
が急遽スペシャルゲストが登場。
なんと明日かかるドラゴンスープレックス
に乗って登場は・・・藤波辰爾!!!
の物まねをやってるユリオカ超特Q!
なんと本物の藤波芸を生で披露!
これは得したなあ!!!!!
本物のユリオカ芸はぶっちゃけこの日
ダントツの笑いをとっていた。
やっぱ全国区の芸人はものがちがう!
第一試合:
▼イロモノだらけの疲れん程度8人
タッグマッチin巌流島(30分1本勝負)
阿蘇山&谷口勇武&ニコラス今中ジョリー&
●七海健大vsめんたいキッド&○久保希望&TA-KI
&セクシーロージィ
いきなりいろもん対決。しかもプロが4人
も混じってる(阿蘇山・めんたい・久保・谷口)
し^^結構プロアマ対決も見られた。
もっともがむしゃらの師匠は阿蘇山だし、
その阿蘇山に鍛えられた他の3人は兄弟子
みたいなもの^^
しかし当日まで体調不良を訴えていた
今中が混じってるのには驚いた。後で
きいたら本当に急遽ということだった
らしい。だが急場のファイトにしては
よくやってたと思う。一方TA-KIは
ローンバトルを強いられた上に師匠
阿蘇山からの厳しい愛のむちでフラフラ
だったが、最後は得意のスピアーで一矢
報いた。
試合はプロが激しさもお笑いもリード
しつつ、プロアマ関係なく厳しい攻めは
厳しい攻めで容赦なく見せていたところ
が普段のお笑いマッチとは一味違う所。
そういえば九プロ勢も久保・谷口も
昨年は裏のイベントで出場できなかった
だけに嬉しかったんだろう。
プロアマ問わずいきいきしてた。
特にめんたいは硬軟自在なんでこういう
お祭りイベントには欠かせない。
最後はタッグ王者になったばかりの
七海に久保が容赦なく襲い掛かり
勝利したが、まあ相手がプロだから傷は
つかなかったしね^^急な出場で混乱
したと思うけどみんな頑張った!
第2試合
▼平成巌流島決戦!!蛍光灯&有刺鉄線
ボードデスマッチ(30分1本勝負)
●佐々木 貴
これは書いてある通り当初蛍光灯が
使われる予定だった。もともと昨年来より
マスターが投入を予告してたカードで
晴れて今年実現したのだ。
なんでこの二人かというと「宮本」
武蔵と「佐々木」小次郎の対決だったから。
しかも二人ともデスマッチファイターで
体格も似てるしね。
しかしイベントが繰り上がったのと
この後リングで行われるイベントに配慮
したのか、蛍光灯は使われず有刺鉄線
ボードのみになった。せめてなんか裕向
には2本、貴には長尺の武器を一本もって
欲しかったなあ。
とはいえ、さすがデスマッチをくぐり
ぬけてきたつわものども。有刺鉄線ボード
だけでえしっかり試合を作ってしまった。
巌流島には観光などで普段来ない層
もきてるんで有刺鉄線ボードだけでも結構な
刺激にはなってるはずなのだ。
そして見事、二人はハラハラさせる試合
を作り出した。史実(といっても島津藩=
佐々木小次郎側のものしか現存してないが)
にのっとれば、巌流島の対決は武蔵が遅刻
して一瞬で小次郎が敗れたことになってるが
平成巌流島は宮本が耐えて、佐々木が攻め
まくるという展開に。
しかしヤンキー魂はたとえどんなに傷
つこうが不滅だった。散々受けぬいたあげく
有刺鉄線ボードを利用してのムーンサルト
で宮本が史実通り勝利!逆にまたしても
敗れてしまった?佐々木は悔しさをあらわ
にしていた。
でもこのカードはもっと見てみたい!
そう思えた。
第3試合
▼山口県民凱旋試合!!正規軍vsL.O.C.
対抗戦タッグマッチ(30分1本勝負)
○林 祥弘&YASUvs●鉄生&TOSSHI
本来なら昨年の巌流島で王者になった
林がベルトを持って凱旋・・・・するはずが
直前でベルトを失い、変わってご当地下関
出身のYASUを従え、LOCとの対決に挑んだ。
この見どころはやはりTOSSHIとYASUの
ライバル関係と、初タッグになる林と
YASUの連携だったが、LOCセコンドの
ジェロニモの介入などで序盤はYASUが
ローンバトルに。
しかも鉄生とTOSSHIは前回大会でも
組んで試合してるんでなにげにチーム
ワークもよい。
ちょっと話はそれるけどアニソン目当て
のお客が面白いことをいってたので
付け加えよう。林のニーパット姿に
「あの膝が萌える」とかTOSSHIには
「悪い子嫌いじゃない」とかいちいち感想
をいってたんでおかしくてしょうが
なかった^^
林・YASUはもっと組む機会があれば
のびるチームにはなると思うが本戦は
シングル嗜好に移行しつつあるんで厳しい
かな?その片鱗はうかがえて軽量のYASU
が試合を回して林がしめるという理想形
がぴったりはまった。
LOCの敗因はやはりライバルYASUに
TOSSHIが気を取られ過ぎてた点かな?結局
鉄生を孤立させちゃったし。
しかしサプライズはこの後おこった。
負けた鉄生がリングに残り、ドン・タッカー
がマイクで何か言えと促す。
実は鉄生さんにはRKBという九州ローカル
のTVが密着取材しててこの日はなんと
シャイな鉄生さんが手紙をなんとRKBの
アナウンサーに代読してもらったのだ。
内容はがむしゃらへの感謝、プロレス
への感謝(それまではかなりすさんでた
そうで^^)でなんとデビュー戦時、
会場にいた娘に惚れてて、何とリング上
で求愛することに!
おお!プロレス版ねるとん!!!!
しかしねるとんのお約束は「あれ」なんだが
・・・・いや、あれは知らない人間がやって
るから笑って見てられるけどガチで知り合い
がやると他人事ながらドキドキした。
そして、リングにあがった彼女の返答は
。。。。。。。。
「ごめんなさい!」
まさかの「ごめんなさい」、
キタ――――――!
もとい「大どんでん返し!」ですね。
しかしお友達からならOKということ
でめでたくプロレス部門はハッピーエンド
となった。
このあとライブできただにさんが観光
大使をふたまたしてたことが発覚したり
いろいろ楽しませてもらったが割愛。
進行的にもライブ中の撮影禁止を冗談
めかして告知してみたり帰りの足を速くする
ために港を下関に限定、そこから九州に
渡るという工夫もされていて、進行などに
改善の余地がうかがえた。昨年破損した
トイレも無事だったし。こういうちょっと
した気配りが嬉しんですよ^^
また来年もあるといいなあ^^